• 山本恵理&竹内郁夫 Duo 2023/08/21(月)

    山本恵理(PIANO)竹内郁夫(DRUM)
    19:00(open) 19:30(start)
    前売:3500円 当日:4000円(要ドリンクオーダー)

    ジャズ喫茶ルーレット
    facebook:https://www.facebook.com/profile.php?id=100084727337391
    WebSite:https://roulette-jazz.info/

    山本恵理 やまもと えり プロフィール

    大阪府出身。3歳よりピアノを始め、8歳から独学で作曲を始める。滋賀県立石山高等学校音楽科ではピアノに加え、声楽、ビオラ、作曲等幅広く学び、滋賀大学教育学部作曲専攻に至るまで、数多くのコンサートを行う。

    1995年、同大学院在学中、ニューヨークでトミー・フラナガンの演奏に感銘を受け、ジャズに傾倒。同年、ニューヨークに渡る。ベーシスト、レジー・ワークマンの勧めで、ニュースクール大学ジャズ科に入学。ジュニア・マンス、レジー・ワークマン、アンドリュー・シリルなどに師事。在学中より演奏活動を開始し、JVC Jazz Festival、Smalls、Lenox Lounge等に出演する。

    1999年、自己のトリオでイーストヴィレッジのAvenue B Social Clubにレギュラー出演し、マシュー・シップをはじめ、様々なミュージシャン達と親交を深める。2000年からは、グリニッジヴィレッジに位置する歴史あるジャズクラブArthur’s Tavernで、20年以上にわたりレギュラー出演を果たす。その他アメリカ国内では、Hartford Jazz Festival、Vision Festival、Cathedral Park Jazz Festival、Rochester Jazz Festival, Cherry Blossom Jazz Festival、 Lincoln Center Summer Festival、Blue Note、Jazz Alley、An Die Musik等、数多くのフェスティバル、ジャズクラブに出演している。

    日本全国での定期的なツアーに加え、カナダ、ヨーロッパ等でも頻繁にツアーを行う。イギリスのCheltenham Jazz Festival、スペインのSan Sebastian / Terrassa Jazz Festival、イタリアのTime Zone Jazz Festival、アイルランドのBray / Derry Jazz Festival をはじめ、世界各国のメジャーフェスティバルにも多数出演する。

    結成20年以上になるベースのデヴィッド・アンブロージオ、ドラムスの竹内郁夫との自己のトリオは、その独創的なサウンドと楽曲で、アメリカ国内外でも評価が高い。ASCAP(アメリカ作曲家協会)からは、2006年から連続で作曲賞を受賞。

    2018年、幼少期より親しんだ盆踊り曲「江州音頭」をモチーフに、ジャズピアノトリオと混声四部合唱を融合させた「Goshu Ondo Suite」を完成させる。同年11月ニューヨークにて、合唱団コーラル・カメレオンと世界初演、ライブ録音を行う。翌年にリリースした「Goshu Ondo Suite」は、DownBeat、JazzTime、All About Jazz、The New Yorkerをはじめ、多くメディアから高い評価を受ける。また、スペインのサン・セバスチャンとカステヨン、滋賀の大津と日野にても、それぞれの合唱団と共演を果たし、好評を得る。

     

    2022年には2枚目のピアノソロアルバム「Yellow Flower」をスペインのレーベルよりリリース。同年、リーダーとしては14枚目となる、トリオの最新アルバム「A Woman With A Purple Wig」をリリース。全曲、パンデミック中に感じたことを曲にしており、その内2曲は作詞も手掛け、初めて自ら歌っている。The New Yorker にも取り上げられ、『とても意味深い曲達。人種差別、性差別へのメッセージが込められているが、それ以上に、生きていることへの喜びがシンプルに伝わってくる。』と絶賛される。

     

    リーダーとしての活動に加え、ウイリアム・パーカー、ダニエル・カーター、ウィット・ディッキー、ロン・マクルーアー、ハミッド・ドレイク、ブッチ・モリス、ポール・マカンドレス、イヴ・レベイエ等、様々なミュージシャンと共演。特にベーシスト、ウイリアム・パーカーとは、彼の多数のアルバムレコーディングに、そしてアメリカ、カナダ、ヨーロッパ、アフリカでのツアーにも16年以上にわたり参加している。

    2008年、滋賀大学大学院にて音楽教育/作曲の修士課程を修了。演奏活動に加えアメリカ、日本、ヨーロッパ、アフリカの大学等でジャズワークショップ、マスタークラスも精力的に行っている。2018年に滋賀県文化奨励賞, 2021年には大津市文化賞を受賞。スタインウェイピアノアーティスト。

     

    竹内 郁夫 たけうち いくお

    ドラマー、作曲家

    兵庫県出身。同志社大学軽音楽部在籍中には宝塚ビッグバンドコンペティション優勝、八人編成バンド ”エイトマン・フュージョン” のメンバーとして8・8ロックデイコンペティション入賞等、関西中心に大活躍。

    1988年よりニューヨークへ活動拠点を移す。

    ニュースクール大学ジャズ科に入学後、チャーリー・パーシップ 、マイケル・カーヴィン、ジョー・チェンバースから伝統的なジャズドラミングを、アンドリュー・シリルやレジー・ワークマンからフリーインプロヴィゼイション、作曲家ヘンリー・マーティンからは作曲を学ぶ。

    同大学在籍中からジョージ・ガゾーン、エディー・へンダーソン、ロン・マクルーアー、セシル・マクビー、ジョアン・ブラッキン、リッチー・バイラーク、ウイリアム・パーカーなど、ベテランミュージシャンたちと共演。その繊細かつダイナミックなドラミングが、高く評価されている。また、ジェイコブ・サックス、クリス・デイヴィス、ネイト・ロドニー、オハッド・タマルなど、現在のニューヨークの音楽シーンをリードする若手ミュージシャンたちとも共演。アメリカ、カナダ、ヨーロッパ、日本をはじめ、数多くのジャズフェスティバル等に出演している。

    山本恵理トリオのドラマーとしては、今年で25年になる。